ナゴヤ防災サミット2022リアルイベントへのご来場ありがとうございました!

危機につよい名古屋の街をつくる有志によるプロジェクトである私ども「ナゴヤ防災サミット」は本年、大人気アイドルプロデュースゲーム「アイドルマスター SideM」に登場する元公務員ユニット「FRAME」とのコラボレーションを実現するに至り、フリーマガジンの発行や帰宅困難者サポートキットの販売等を行ったところ、これまで防災が行き届かなかった皆様のそなえの「+1」アクションを数多く引き起こすことに成功しました。
そして金山総合駅南口広場を中心に開催した「ナゴヤ防災サミット2022リアルイベント」は、FRAMEをアンバサダーに迎え、さらに多くの皆様の「+1」アクションを引き起こし、レジリエントな社会の実現に寄与できました。

●開催日時:2022年11月2日(水) 15:00~20:00 / 3日(木・祝) 10:00~17:00
●開催場所:金山総合駅南口広場/金山総合駅連絡通路橋イベントスペース/日本特殊陶業市民会館 ほか
●後  援:愛知県/名古屋市/公益財団法人名古屋国際センター/ASIS International Japan Chapter/IBA(国際ボディガード協会)
●来場実績:2日間 合計5000人(11月2日:1500人/11月3日:3500人)

1 FRAMEのアンバサダー就任と公的機関からの役職委嘱

「好き」や「楽しい」が最初の理由でいい。
それがそなえを考えるきっかけになり、「+1」を起こす人が増えればいい。
カジュアルな防災のカタチを世に発信すべく、『アイドルマスター SideM』に登場する元公務員ユニット『FRAME』をアンバサダーに迎え、元警察官・消防士・自衛官という経歴を持つメンバー3人のスキルを活かした発信を行いました。

▍アイドルマスター SideM とは?
「アイドルマスター SideM」は、バンダイナムコエンターテインメントが展開する、2014年にサービスを開始した「アイドルマスター」シリーズ初の男性アイドルプロデュースゲームです。プレイヤーは315(サイコー)プロダクションのプロデューサーとなり、元弁護士、元教師、元自衛官など様々な経歴をもつ個性豊かな男性アイドルたちをプロデュース。今回コラボレーションした「FRAME」は、元警察官の握野英雄、元消防士の木村龍、元自衛官の信玄誠司の3人からなるユニットです。

また、リアルイベント来場者のさらなるそなえの「+1」アクションを後押しすべく、FRAMEのメンバー対し、名古屋市消防局、愛知県警察、自衛隊愛知地方本部から、ナゴヤ防災サミット2022リアルイベント会期限定の役職委嘱を実施。
イベント当日は各機関の要職者や公職者の皆さまを来賓にお迎えして両日セレモニーを開催し、FRAMEの各メンバーへの委嘱状交付を行ったところ、FRAMEの活動を一目見ようと遠方から来場される方もたくさんいらっしゃり、中にはその光景に涙する方も。

2 BRAVE MISSION(スタンプラリー)

金山エリアには帰宅困難者一時退避施設が複数設定されているものの、市民への啓発にはまだまだ課題が残ることから、ナゴヤ防災サミット2022リアルイベントのアトラクションの一環として、帰宅困難者一時退避施設をチェックポイントとして含めたエリア回遊型スタンプラリーを開催。
FRAMEにちなんだノベルティなどを用意し、2日間で約200名の方々がご参加くださいました。

3 展示ブース・体験ブース・車両展示

企業や団体、公的機関等の協力を得て計22のブースを設置。
非常食や備蓄品などを取り扱う企業さまはもちろんのこと、私どもは「防災」をもっと広義で捉え、「平穏な暮らしの維持」や「脅威の排除」「不安・不便・不快の解消」などに欠かせない商品やサービスを取扱う企業さまや団体さまにも多数ご出展いただきました。
人の死を生きるうえでの大きな脅威・不安等と捉えるほか、不幸にも災害で命を落としてしまったときのそなえとして、「終活」を取り扱う団体様にも出展頂いたことは、これまでの防災イベントとは一線を画すものになったと考えます。

また、AR・VRなどを含む防災・救命分野の最新技術が体験できるブースや、災害時に活躍する車両の展示など、お子さまから大人まで、さまざまな世代が楽しめるエリアを設け、ご来場者頂いた多くの方々に防災をもっと身近でカジュアルにお届けすることに努めました。

4 セレモニー

▍オープニングセレモニー(11月2日(水) 18:30~19:00)
名古屋市防災危機管理局 酒井局長をはじめ、名古屋市及び地元関係者等を来賓としてお招きし、市の消防防災行政と連携した取り組みの推進を図りました。
また、ナゴヤ防災サミット実行委員会からFRAMEへ「ナゴヤ防災サミット2022アンバサダー」の委嘱を行うとともに、名古屋市消防局からFRAMEの木村龍さんに対し「名古屋市消防局 特別消防隊 第315方面隊 隊長」の委嘱を行いました。

▍防災・委嘱セレモニー(11月3日(木・祝) 13:30~14:00)
大村愛知県知事をはじめ、愛知県及び国の関係者等を来賓としてお招きし、県の防災行政や国の国土強靭化施策と連携した取り組みの推進を図りました。
また、愛知県警察からFRAMEの握野英雄さんへ「愛知県警察 中警察署 1日災害警備隊長」の委嘱を行うとともに、自衛隊愛知地方協力本部から信玄誠司さんに対し「自衛隊愛知地方協力本部名古屋出張所1日所長」の委嘱を行いました。

5 ステージイベント

たくさんの演者様がさまざまなステージパフォーマンスで 会場を熱く盛り上げてくださいました。
名古屋で1番名古屋を推すV系バンド麗麗-reirei-と「ビジュアル系と防災の融合」をテーマにしたライブを行うなど、これまでにない啓発手法も取り入れ、ステージイベント来場者の皆様にもそなえの「+1」を引き起こしました。

6 リスク対策カンファレンス

自然災害にとどまらないさまざまな危機や脅威へのそなえを考え、行動を起こすために。
ナゴヤ防災サミット2022リアルイベントに併催して「リスク対策カンファレンス」をメイン会場に隣接する名古屋都市センター特別会議室で初開催。
名古屋エリアの企業等のリスク対策に係る「+1」を後押しし、レジリエントな社会の実現に寄与しました。

7 メディア掲載等

このイベントは、中部経済新聞や建通新聞にも掲載頂きました。
また、11月2日の夜にはNHKの情報番組「まるっと!」内で会場からの生中継が行われたほか、11月3日朝のNHKニュースで複数回報じられました。


ご来場者くださった皆様からはSNS上で「防災サミットリアルイベント、楽しかったし沢山の学びもあったし参加してよかった」「アイドルたちをきっかけに、今まで知らなかったことに触れたり、改めていろんなことを考えるきっかけになった」「防災イベントってスルーされそうな印象だけどすごく盛況で、地元の方々の地道な努力で防災意識高い街になってるんだなって感じた」など、ここに掲載できないほど数々の反響をいただいており、多くの皆様の「+1」アクションに繋げることができたと実感しております。

楽しいや好きから始まるそなえのカタチがあってもよいのではないか。
「こうあるべき」ばかりを 追い求めるだけではなく、きっかけは何だっていいからまずはゼロを1にしてほしい。
私たちの想いや願いが多くの皆様に届き、数えきれないほどの「+1」アクションが世に生まれたことは大変意義のあることではございますが、この動きを今後も持続させるためにも、皆さまからの今後の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

▍参考情報(2022年に実施したプロジェクトなど)

●フリーマガジン第1号『ナゴヤ防災サミット Plus1』
https://bousai758.com/news20220311/

●NHK「まるっと!」で約5分の特集放送(現在はWEB記事のみ公開)
https://www.nhk.or.jp/nagoya-blog/200/462725.html

●『FIELDSTYLE SEASIDE MARKET 2022』への出展
https://bousai758.com/news20220609/

●『あいちポップカルチャーフェスティバル2022』への参画
https://bousai758.com/news20220805/

●FRAMEとのコラボによる帰宅困難者サポートキット『BUDDY』の販売
https://bousai758.com/news20220909/

●『アイドルマスター SideM×千葉PUSH×ナゴヤ防災サミット コラボ特別救命&防災講習会』の開催
https://bousai758.com/news20220922/

●フリーマガジン第2弾『ナゴヤ防災サミット PRECIOUS “LIFE”』公開
https://bousai758.com/news20221013/